確率と実生活
中学2年時に学ぶ『確率』。いろいろな場合の数と、その事象が起こる頻度等について考えていきます。漏れのないように考えること、きちんと数値を出すことは、少し面倒な作業ですが…この日は、塾生さんと一緒に“一つの組み合わせの出現頻度”について試すべく、実際にカードを引いてみるという実験(?!)をしてみました。
4枚の異なるカードのうち2枚を引き、「騎士と姫」が出たら“アタリ”です(^_^)
計算上では「6種類の組み合わせのうちの一つ」なので、「騎士と姫」の出現確率は1/6です。
でも実際に引いてみると…
引けども引けども、「騎士と姫」だけが、なぜか出てこない!
「王と騎士」「騎士と僧侶」などは次々に出るのに…「え~?なんで?」と笑いながら、結局、「騎士と姫」を引き当てたのは“13回目”でした…。
試行回数を増やせば、1/6に近い統計が出てくるのはわかっています。膨大なデータをベースにした確率は大きな意味を持ち、それに基づいて世の中の様々な決定がなされていくわけですが…
私たちの存在が、ほんのちっぽけな一個の点であることを考えると、確率というのは、一体どのくらい私たちの生活において意味を持つのだろうと…今更ながら思わず考え込んでしまいました。良いことも悪いことも、“当たったら100%!”という感が拭えません(>_<)
でも、だからこそ人生は楽しいのかもしれませんね。楽天的に考えつつ、一度も買ったことのない宝くじを、今年こそ買ってみようかな…などと思った一日でした。
※画像は「LOVE LETTER」というゲームの、カードの一部です。
[2022-08-16]